2008年7月23日水曜日

アメリカで産婦人科を探す

アメリカは日本のように「国民皆保険」ではないので、各個人・企業によって保険の内容が異なります。さらに、保険の掛金についても高額。だから保険に入ってない人が多い等の社会問題が発生しているのが実情です。

だから
、まずは自分たちの入っている保険の確認です。

保険にあわせて、どこの産婦人科を利用することが出来るのかを問い合わせて確認するのがいちばん。同じ保険に加入していても、加入内容によって違うので個々に確認されることをオススメします。

アメリカでの主な保険は下記の通り
医療費抑制を目的に設立された会員制の医療保険組織。民間保険の一つです。加入者は一定の掛金を支払うだけで、ネットワーク内の医師や医療組織をフルに利用できます。ただし、あらかじめ決められた初診担当医(PCP=Primary Care Physician)に初診を受けることが決められていて、緊急時を除く全ての診察はPCPで行うことが義務付けられています。もし、他の病院へ行く場合には必ずPCPの許可(紹介状)が必要となり、勝手な判断で他の病院へ行っても保険が適用されないなど厳しい制約があります。比較的安い保険料、医療費の自己負担が少ないため,、HMOは広く普及しつつありますが、HMOでは医療費を抑制するために、医師に対して、治療法、処方薬、検査法などの選択を制限するなどしています。また、患者側にも、専門医にかかりにくいこと、処方薬の選択に制限があることなどに不満を感じている人もいるようです。医療費抑制を目的として医師や医療機関がグループ化して設立した医療サービスを提供する団体。
加入者は保険会社が提携している医師・医療機関(In-Network)で診察を受ける場合、自己負担が大幅に軽減されるため、かなり安い費用で診療を受けることが可能。逆に非提携の医師・医療機関(Out-of-Network)で診察を受けた場合にはIn-Networkと比較して高めの自己負担を強いられます。HMOとの違いとしては、PPOでは、契約してない医師にかかることが可能なこと。また、処方薬品の選択幅が広い等のメリットもあります。その一方、被保険者の保険料、自己負担額はHMOより高額になります。HMOとPPOを組み合わせたような内容。
あらかじめPCPを決定する点はHMOと同じですが、仮に非提携の医師・医療機関(Out-of-Network)であっても多少割高の自己負担を我慢すれば利用可能な点などはPPOと類似しています。

※実は私たち・・・妊娠発覚時は日本で入ってきた『GLOBAL PROTECTION(JAL & AIU)を保有していたため、妊娠がカバーされていませんでした。幸い、すでに次の仕事で保険に入る手続きを済ませており、それは妊娠・出産までカバーしてもらえる事が分かっていたので、初期検診の数回は自費で行いました。(数回の出費でしたが、高かったです)

産婦人科を探すにあたり、アメリカと日本で違ったところ。
通常の検診は専門医(Obstetrics, Gynecology
)のいる診療所で行われます。出産はその医者が提携している総合病院(Hospital)の中から実施されるというのが一般的なんだそうです。医者によっては超音波検査(Ultrasound)は外部専門機関へ行くように伝えられたり、血液検査等は外注されています。

上記のようなシステムから、産婦人科医を決める時に「まず、病院から決めろ」と言われる事も多いアメリカ。いい病院を選んで、その病院と提携しているお医者さんを探す。不思議な感じがしましたが、この方法をとられている方も多いと思います。まずはじっくり、産院探しをはじめてください。

あとは・・・・予約を早めに取って初診です。
病院を決めれば、不安から早く病院にかかりたいもの。私もそうでした。しかし、初期の流産についての考え方等が日本と違うこともあり胎児が落ちつく10週以降に初診となる事が多いです。イライラしがちですが、のんびりと構えましょう。もちろん、なにか問題があった場合はすぐに連絡して診察してもらってくださいね。

初めての海外での妊娠・出産にあたり、私は下記の本を取り寄せました。


内容的には「一昔前かな?」という印象もありますが、基本的な事は変わっていないので役に立つと思います。使用される英単語等の記述もあり便利です。もちろん、現地に日本人コミュニティーがあればそこで生の声を収集するのがいちばんです。私も、そういったものを利用して心強かったものです。


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