2008年7月28日月曜日

AFP Test

妊娠16〜18週前後に受ける検査として、トリプルマーカーテスト(Triple Marker Test)があります。私の通っていた病院は全ての妊婦を検査対象としていたため、当然のように検査を実施されました。場所や保険内容によっては実施するかどうか選択できるかもしれません。

これは血液中のAFP, HCG, uE3の数値によって
、先天性異常の恐れがあるか、二分脊椎やダウン症の可能性があるのかを調べる為の血液テスト。その要領は普通の血液検査と変わりはありません。妊娠中期では、胎児のたんぱく質(アルファフェトプロテイン、AFP)の濃度を母親の血液サンプルから測定することができます。胎児を包んでいる羊水からAFPが母親の血液中に浸出することでこのサンプリングが可能になります。赤ちゃんの背骨と頭部が未発達の場合、母親の血液中のAFP値が水準以上に高くなります。AFP値が高い場合、妊娠16−17週で引き続き特別な超音波検査(スキャン)による精密検査を行い、背骨と頭部を注意深く検査することになります。ただし、この検査ではダウン症でもないのに陽性反応が出ることがあるそうです。検査結果が「異常あり」でも100%ダウン症であるとは限りません。その点、よく理解しておいて下さい。

超音波検査やトリプルマーカーテスト等に異常があった場合、もしくは妊婦が35歳以上である場合は、希望すればCVS検査や羊水検査 (Amniocentesis)を受けることができます。これは染色体異常を調べるための検査なのですが、この検査が流産を引き起こしたり、胎児に影響を与える可能性もあるの で、先天異常の確立が検査の危険度を上回った場合のみに行われます。

※英語では、「AFP(Alpha-Fetoprotein) Test」「Triple-marker Test」「Multiple-marker Test」などと言われるのが一般的

また、地域によっては希望者のみ羊水検査も受けることもできるそうです。羊水検査は通常35歳以上の妊婦にすすめているらしいのですが、このAFPテストで異常が認められた場合などに受けることを選択できるらしい。ただし、〝この検査を受けたがために流産(miscarriage)してしまう〟ことがあることも念頭に入れてご検討ください。

私達も「AFP Test」を受け、検査結果が出るまでやはりドキドキしました。大丈夫だと思っていても、検査を受ければ気になるものです。検査を受ける前、どういう結果が出たらどうするのか・・・2人で話し合ったものです。結果が出てから悩むのではなく、その前に話しておくことが必要だと思います。

よくよく夫婦で話し合って下さいね!


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